あなたはプログラミングに向いていますか?
昨今エンジニア不足が取沙汰され、プログラミングスクールやオンライン学習動画などの手軽な学習教材が豊富になってきた流れもあり、エンジニアやプログラマーを目指して勉強を頑張っている駆け出しエンジニアが巷には溢れています。
その中でも特に、独学でプログラミングに挑戦する人に多いのですが、自分はプログラミングに向いていないんじゃないか?と挫折しそうになった、もしくは挫折してしまった、という人も多いハズ。
もちろん人には向き不向き、というものはあります。
しかし、熱意を持って、正しく取り組めば、もちろん他の人より苦労をするかもしれませんが、プログラミングを習得できない、なんてことはありません。
今回は、プログラミングを仕事にしたいならプログラミングに向いている人材になろう、というテーマで、その方法論をお伝えしたいと思います。
あら不思議、この記事に書いていることをきちんと実践すれば、プログラミングに向いている人材の仲間入り!
目次
プログラミングに向いていない人の特徴
まずプログラミングに向いていない人に当てはまりがちな特徴には次のようなものがあります。
- プログラミングに向いていない人の特徴
- パソコン恐怖症
- プログラミングが嫌い・興味が持てない
- 自分で調べる力がない
- 地道な作業をやりたがらない
- 効率性を気にしたことがない
- 向上心がない
- 初めての「Hello World」で「だから?」と言う
よくよく考えてみれば当たり前ですね。
これらの項目の多くに当てはまってしまっていたら、もしかしたら現時点ではプログラミングに向いていない人材なのかもしれません。
でも大丈夫、プログラミングに向いている人になる努力をすることで、なんとかなっちゃいます。
僕自身にも当てはまる特徴はありました。
プログラミングに向いている人の特徴
一方、プログラミングに向いている人に当てはまるのは、プログラミングに向いていない人の特徴に比べて次のような項目です。
- プログラミングに向いている人の特徴
- パソコン好き
- プログラミングが好き・興味津々
- 自分でなんでもググっちゃう、調べちゃう
- 地道な作業も必要なときはやる
- 効率性を追い求める
- 向上心の塊
- 初めての「Hello World」で「イェェェェエェェェエェェイ」とテンションMAXになる
ただの逆説ですね。
プログラミングに向いていない人の逆の行動を取ればいいわけです。
簡単ですね。
プログラミングに向いている人材になるために
それでは、ここからはプログラミングに向いている人材になるための方法について、上記で述べた特徴ごとに解説していきます。
①パソコン恐怖症を克服する
プログラマーやエンジニアを志す人の中で、もしパソコン恐怖症の人がいたら、それは死活問題。
プログラマーやエンジニアという職業は、パソコンが商売道具です。
毎日何時間も触ることになるので、絶対にパソコン慣れは必要です。
そんなやつおらんやろ!
と思うかもしれませんし、自分もそう思っていたのですが、過去に相談に乗ったエンジニア希望の方にいらっしゃいました…。
- パソコン恐怖症の人の意見
- なんか壊れそうだからあんまり触りたくない
- パソコンって難しくね?
- 黒画面怖い
パソコンは素人の操作ではちょっとやそっとのことでは壊れません。
安心して触り倒してみましょう。
②プログラミングが嫌い・興味が持てない
エンジニアは稼げる!
プログラマーは稼げる!
そんな口コミを見て転職活動を志す方の中には、このようにプログラミングにあまり興味がなくても「稼げるから」挑戦してみたい、という人がいます。
もちろんそれはそれでいいのですが、実務でエンジニアやプログラマーとして活躍していくのであれば、やはりプログラミングに対しての愛情や熱情を持っていないと正直つらいです。
初期の学習においても挫折してしまう確率がぐっと上がるでしょう。
なんとなくプログラミングに苦手意識を持っている、興味が持てない、という人は、ポジティブに「なぜプログラミングが楽しい(と言われている)のか」を考えてみましょう。
- なぜプログラミングは楽しいのか
- アイディアを形にできる
- 自分の開発したものが、「動く」
- なんかプログラマーって響きかっこよくない?
- 食べていくスキルになる
- めんどくさい単純作業を効率化できる
- etc …
上記のように、プログラミングの楽しさって挙げてみると結構あります。
それでもプログラミングに興味を持てない、嫌い…。
という方には以下のどちらかをおすすめします。
1.エンジニアやプログラマーを諦める
or
2.好きだ!!と思い込む
2の選択肢を選んだあなたは次へ進みましょう。
③自分で調べる力がない
エンジニアは孤独な存在です。
唯一の親友は、商売道具のパソコンちゃん。
納期に追われ、エラーに追われ、死に物狂いで仕事をこなしていかなければなりません。
え、同僚や上司にエンジニアがいるから教えてもらえるって?
って感じです。
もちろん未経験だったり、未熟なスキルの場合、始めのうちは周りのエンジニアも優しく教えてくれるでしょう。
しかし、その好意に甘え続けてしまうとまずい。
未熟な自分のせいで、周りのエンジニアの大切な時間を奪ってしまっているんだ、という意識が大切です。
加えて、プログラミング初心者が躓く大部分のエラーはネット上で検索すれば答えがいくらでも出てきます。
わからないことがあったらすぐ聞く、のではなく、
わからないことがあったらまず調べてみる、という姿勢に変えてみましょう。
(業務の場合、わからないことを調べ続けて数日詰まる、なんてことがあると業務に支障が出ますので、バランスは取ってください。ある程度調べ尽くしたら、周りに質問しましょう。)
④地道な作業をやりたがらない
プログラミング is 地道
です。
ずーっとパソコンに向かって指をカタカタカタカタ動かす地道な仕事です、はい。
オブジェクトや関数、戻り値やクラスなど、初学者にはちんぷんかんぷんなワードもたくさん出てきますし、よくわからない概念もたくさん出てきます。
そういった単語や概念を一つ一つ理解していかねばなりませんし、たった1文字の誤字でエラーがでる、なんてこともよくあります。
地道な作業が好きか嫌いかはこの際関係ありません。
地道な作業ができるか、できないかです。
プログラミングをマスターする!と決めたのであれば、たとえ地道な作業が嫌いでも、やるしかないのです。
ちなみに私じゃすてぃも地道な作業は大嫌いです。
できればやりたくないです。
でも仕事だしプログラミング自体は楽しいからやってます。
そんな感じです。
⑤効率性を気にしたことがない
プログラミングを覚えて習得すると、様々な作業の効率化を図れます。
例えば、インターネット上の情報収集。
スクレイピングという技術を使用することで、手作業で行うと丸1日かかるような作業でも、予めプログラミングコードを書いておけば、それを実行するだけで一瞬で完了してしまう、なんてこともあります。
誰でも、「この作業、時間の無駄だなぁ」と思った経験はあるはず。
もしかしたらその作業は、あなたがプログラミングを覚えることで効率化できるかもしれません。
そういった観点で日々を過ごす習慣をつけてみるといいでしょう。
⑥向上心がない
これは言い換えるとやる気がないということにも繋がります。
なぜプログラミングをやりたいのか、覚えたいのか、常に自分に問いかけてみましょう。
目標が見えてくれば、必然的にプログラミングやらなきゃという気持ちになってきます。
もしそこで、「あれ、プログラミングやる意味ないな?」ってなった人は方向転換すべきです。
常に「なぜ自分がプログラミングをやりたいのか」自問しながら学習をすすめましょう。
⑦初めての「Hello World」で「だから?」と言う
苦労して初めて成功した「Hello World」。
たった2単語の英語を出力するだけのプログラムですが、プログラミング未経験の人からすれば感動的なはず。
それなのに、「だから?」などと言ってしまうのであれば、あなたはクールすぎます。
今後エンジニアとして、プログラミングをしていくと、学習中のみならず業務中でも多数のエラーを解決していかねばなりません。
その中には数時間かけてやっと解決した、というエラーも出てきます。
そのときに喜べるかどうか。
難題な課題を解決してやったぜ!と思えるかどうか。
これは結構重要なファクターなんじゃないかと個人的には考えています。
そんな些細な達成感、やりがいを感じていかなければ、「プログラミングを仕事にする」というのは幾分辛いものがあります。
なんでもいいです、些細なことでもいいです、楽しんでみましょう。
課題を解決できたら、「やったー!」と叫びましょう。
素直な感情で、達成感を味わい尽くすことができるようになれば、プログラミングにハマっていきます。
まとめ
プログラミングに向いていないなーと思っている人も、日々のちょっとした考え方や行動を変えるだけで、プログラミングに向いている人材になることができます。
苦労する
⇓
解決する
⇓
達成感を楽しむ
このサイクルにハマれば、プログラミングにハマりますし、プログラミングに向いた人材になった証拠です。
じゃすてぃは駆け出しエンジニアのみなさんを応援します。
質問などがあればTwitterのDMでも受け付けておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。